17.7.24ぶっ飛ばせ共謀罪



7月24日午後6時半より、大阪市中央区のエルおおさかで、「共謀罪あかんやろ!オール大阪」が、「ぶっ飛ばせ!!『共謀罪』」と銘打った講演会を開き、約120人が集まった。
最初に、主催者を代表し、服部良一(社民党大阪府連合代表)が、当初、共謀罪法案の話が出たときは、テロ対策是認のムードがあったが、大阪では弁護士会に働きかけるなどして、徐々に風向きを変えていったが、ここで区切りをつけ、次の闘いを進めるために今回の集会を持ったとあいさつした。

 

 

講演会では、経済学者である小倉利丸さんを迎えて、共謀罪法が施行された状況で、これまでの反対運動で不十分な点や刑事司法と私たちの自由の権利と新たな構造について話してもらい、共謀罪を仮死化させ、廃止に持ち込んでいく道筋を検討した。
小倉さんから、共謀罪で刑法はどう変わるのか、越境組織犯罪防止条約批准で何が変わるか、テロ対策で何が変わるか、捜査機関の捜査はどのように変わるのか、治安維持法の再来といわれているが具体的にどうなるのか、思想犯保護観察法と転向のための制度はどうだったか、一般刑事事件と共謀罪は、私たちの対抗手段はと多岐にわたる講演があった。
特に、既遂、未遂で犯罪となる刑法から、市民が裁判に参加することとからめて、話し合っただけで犯罪が作られ、厳罰化がなし崩しに進むことに対する懸念、越境組織犯罪防止条約の内容がまともに審議されず、テロ対策条約を装うことに対する批判で終わってしまったこと、テロそのものも、まともに検討されていないこと、共謀罪により法の支配が後退し、捜査技術による支配が先行することで、私たちが学ぶべきこと、運動を拡大、進化させることが多くあることが指摘された。
講演後、永嶋靖久弁護士から、共謀罪法での個人の対応の仕方、「新聞うずみ火」の矢野宏代表から、共謀罪法案審議を巡ってのマスコミ各社の対応の分析等の報告があった。
最後に、共謀罪法の廃止を求める連続の共同街頭宣伝等の提案があり、集会を終了した。