17.1.22 核燃料サイクルにとどめを


 1月22日午後1時15分から、大阪・守口市で「核燃料サイクルにとどめを!―巨大地震が来る前に―緊急集会」が開かれ、約700人を超える人が参加した。
 

これは、脱原発政策実現全国ネットワーク関西・福井ブロックとめよう「もんじゅ」関西連絡会が主催で、高速増殖炉もんじゅの廃炉決定を勝ち取るとともに、政府が幻想の核燃料サイクルにこだわり、高速炉開発の動きをストップさせるために開いたもの。
 

最初に、ストップ・ザ・もんじゅ代表の池島芙紀子さんが、もんじゅ廃炉を喜びながら、廃炉後の処理、核燃料サイクルにこだわる電力会社、政府の動き等について基調報告を行った。

 


 福井からは、原発反対福井県民会議の代表委員の中嶌哲演さんから、若狭での過去の大地震・大津波が驚くほどあるということ、自治体が国に調査を求めても無視してきたなど、原発を取り巻く問題に向き合わないことが報告された。
 

毎日新聞社会部編集委員の大島秀利さんは、フランスのスーパーフェニックスの廃炉の経緯を取材した経験から、廃炉決定時は地元が反発し、雇用が心配されたが、地元自治体等が正面から取り組み、人口も雇用も伸びている現状を報告した。

 講演は、広瀬隆さんから、「核燃サイクルをぶっ壊せ!」というテーマで、核燃料サイクルを言わないと原発がストップする状況を指摘し、高速増殖炉がスタートした時に、プルサーマル計画はなく、プルトニウムがたまり、世界から核爆弾を作るのではと疑われているので、無理に持ち出しているだけで破綻していると明言した。

青森の六ヶ所村の使用済み核燃料の保管は限界に来ており、日本の原発がストップする目前であることがはっきりした。
青森から、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団の佐原若子さんから、六ヶ所村等の地元の状況やもんじゅ廃炉の次に六ヶ所村再処理工場を止める運動に力を入れていく必要性、地元での経済等の構築といった課題があると訴えた。

講演、報告を踏まえて、元衆議院議員の服部良一(社民党大阪府連合代表)から、核燃料サイクルをやめることができない原発マフィアというべき勢力があり、次の運動をはじめていきたいと提起した。アメリカとの銀視力協定改定が迫っており、大量のプルトニウムの処理方針を決めていくところに来ていると指摘した。

最後に、ゲスト4名に対する質問や議論をする場をもち、終了した。